展示会ブースの施工ポイント!展示台はどこに置く?

展示台

展示会ブースの施工を行う時に気にすべきポイントは様々ですが、
今回は忘れやすい展示台の設置場所についてのお話です。
これから展示台ブースの施工に取りかかるという方も、
うまく展示台を設置できなかったという方も、ぜひ今回の特集を参考にしてください。

展示台とはどういうもの?

展示台とは、その名前が示すとおりに「展示物を置く台」のことです。
パンフレットやチラシ、看板などで商品の写真やムービーを豊富に取り扱っていたとしても、
実際に見て触れられる製品があるとないとでは大違いです。
興味を持った来場者にアピールできるのはもちろん、
ブース担当者が来場者に対する説明用にも使うことができます。
特に工場や生産品などで来場者にアピールしたい自社製品やサンプルなどがある場合は、
忘れずに設置するようにしましょう。

展示台の設置場所と来場者の動きの関係とは?

展示会ブースの全体を見回してみましょう。
来場者にアピールすべき場所として、展示台はどこに設置するのが良いのでしょうか。
よくある展示会ブースとしては、壁面に自社製品に関するポスターを掲示して、
その下にある壁際に台を設置し、壁の説明を確認しながら実際の製品を見ることができる展示台です。
このような台はどのような展示会場でもよく見かけますが、残念ながらおすすめできません。
それは何故なのか。実際に来場者の動きを考えてみましょう。
自社ブースの看板などで興味を引かれた来場者は、自社ブースに近づいてきます。
初めは、自社ブースを遠巻きに見ていることでしょう。
自社ブースの前におかれたチラシやパンフレットを手に取るかもしれません。
しばらくそうしているうちに、担当者の声掛けなどをきっかけに、自社ブースへ入って詳しい情報を得ようとします。
その時、初めて自社製品やサンプルがある壁面に足を運ぶのです。
・・・何が問題か、分かりましたか?
よく分からなかった方は、さらに来場者の気持ちを考えると良いでしょう。
あなたは忙しい日々の中、なんとか時間を作って展示会会場へ足を運びました。その目的は何でしょうか。
地方から都市部の展示会へ参加していると考えれば、さらにイメージしやすいかもしれません。
来場者は「展示会で自分が気になる情報を収集したい」と考えているのではないでしょうか。
しかし、限られた時間の中で効率的に探すためには、気になるブースを手当たり次第回るわけにはいきません。
興味のあるブースの中から、実際に足を踏み入れるブースを選ぶ必要があります。
その時に、直接的に問題となるのは展示台が設置してある場所の問題です。
・・・もうお分かりですね。
展示台を壁面側に配置していては、来場者としては効率的な情報収集が阻害されていると感じてしまいます。
ブースの入り口まで来たとしても、わざわざ足を踏み入れないと製品が見られないのであれば、
時間の制約や心理的な抵抗感から、今回は諦めるという方も多いのではないでしょうか。
このような潜在的な顧客を逃さないために、展示台は最適な場所に設置する必要があるのです。

展示台の設置場所でおすすめは?

それでは、具体的に展示台は展示会ブースのどの場所に設置すれば良いのでしょうか。
おすすめの場所は、ズバリ「入口に設置する」ことです。
商品やサンプルを入口に設置することで、来場者の興味を引くことができますし、
ブース内に足を踏み入れなければ見られないというハードルをなくすこともできます。
自社ブースに来る予定のない来場者も、入口近くに人がいれば何をやっているのか興味を持つこともあります。
つまり、自社製品に興味のある方はもちろん、そうでない来場者に対しても
自社製品をアピールするきっかけを作ることができるのです。

まとめ

今回は、展示台の機能と設置場所についてご紹介しました。
展示台の設置場所以外にも、展示会ブースの施工に関するお悩みをお持ちの方は、いつでも弊社までご連絡ください。