コラム
展示会レポート『農業ワールド 2018』
農業ワールド2018、展示会会期レポート
こんにちは!凄い展示会セクションの浅野です。
10/10(水)〜10/12(金)、幕張メッセにて『農業ワールド2018』が3日間にわたって開催されました。私は3日目に行き、来場者の方の様子や会場の雰囲気などを見てきました。今回は、数々の展示会ブースを施工してきたゼンシンの目線で、農業ワールドをレポートしていきたいと思います。それではどうぞ!
【農業ワールドとは】
農業に関するあらゆる製品・サービスが一堂に集結する日本最大の農業総合展す。農業ワールドは下記の3つの展示会で構成されています。
<次世代農業EXPO>
ロボット技術・ICT(情報通信技術)を活用したスマート農業や植物工場など、『最新の農業技術』が集まる展示会
例)ドローン、農業IT、農業ロボット、農業参入誘致 など
<農業資材EXPO>
『農業に関わる資材』が一堂に集まる展示会。今までにあったものを改良したり、新たな機能を追加したようなものが展示されています。
例)肥料・土、農業機械、計測機器、農薬
<6次産業化EXPO>
『加工や販売』をするための機器・サービスが集まる展示会です。
例)食品加工機械、衛生用品、食品パッケージ、厨房機器
また、農業ワールドが開催されていた期間に幕張メッセでは「道工具・作業用品EXPO」「ガーデンEXPO」「フラワー&プランツEXPO」という展示会も同時開催されています。上記で紹介した展示会全ては、1つの入館証で自由に行き来することが可能です。
【来場者情報・様子】
<公式サイトの来場者情報>
まずは農業ワールド公式サイトから獲得した情報をまとめていきたいと思います。
農業法人、農家、農協(農業者によって組織された協同組合のこと)、農業関連メーカーなどの『農業』に関わりのある人たちが来場されます。
前回の「農業ワールド」来場者数は、下記のとおりです。
1日目 … 7,925人
2日目 … 8,414人
3日目 … 7,642人
合計 … 23,981人
見てわかる通り、2日目に人が集中するようです。他の展示会においても、2日目に人が多く集まる傾向にあります。
<来場者の特徴>
続きまして、私が実際に展示会に実際に足を運んでみて「感じたこと」をお話ししていきます。
先ほどもお伝えした通り、1つの入館証で計6つの展示会を自由に行き来することができますが、「農業ワールド」と「道工具・作業用品EXPO」と、「ガーデンEXPO」と「フラワーEXPO」では来場者の業種が全くことなっていました。
ガーデン・フラワーEXPOで農業関係者をたまに見かけることはありましたが、その逆は全くと言っていいほどありませんでした。
会場が少し離れていることや、2つの展示会の来場者対象がかなり違うということもあったかと思います。
同時開催のため、様々な業種の来場者が展示会会場に集まりはしますが、農業ワールドに関しては『農業関係者』が集まる展示会であると言えるでしょう。
<来場者の視線>
ブースを見ている方は、商品やモニターに映る映像、商品の説明が書いてある光るパネルをよく見ていました。目線で言うとブースの中間から斜め下の部分かと思います。
なんとなく会場を歩いている方は、ブースの中間部分、つまり顔だけを動かして見れる範囲を見回すような感じで見ている方が多かったです。
【会場の雰囲気・様子】
<会場の賑わい>
多くの人が会場に集まっていて、とても賑わっていました。商品を動かして見せているブースは見かけましたが、マイクパフォーマンスなどを行うブースは少なかったため、人は多いですがうるさいという感じではありません。
映像や音声を少し流すだけでも、ブースを見てもらえるきっかけになりそうですね。
<会場の広さ・ブースの見えるところ>
通路が狭く、人が集まっているブースがあると通るのが困難になり渋滞します。また、ブース同士の間隔も近いため、他の展示会に比べてブースとの距離感が近いように感じました。そのため、社名などが書かれている部分(トップのサイン)はあまり目に入ってきません。よく目に入ってくるのは、壁面の中間部分から斜め上、手間のカウンターの商品・ポスターなどに目がいく気がしました。
顔だけを動かして見れる範囲に、来場者の心をぐっと掴むような装飾を施すのが良いかもしれません。
【ゼンシンブースのご紹介】
農業ワールド2018で、ゼンシンが手がけたブースをご紹介いたします!
株式会社あぐりーん 様 【もっと見る】
あぐりーん様は、農業に特化した人材サービスを提供されています。
壁面に書かれている「農業の人材募集はお任せください!」というキャッチコピーで、なんとなくどんなことを提供してくれるかがわかりますよね。
パッとブースを見た時に目につくのも、来場者の視線が集まるブースの中間部分にあるこのキャッチコピーのようで、実際に悩んでいた農業関係の方がブースに立ち寄ってくれたそうです。
いかがでしたでしょうか?公式サイトでは知ることのできない情報を得ることができましたでしょうか?
これからもこのような展示会レポートコラムを書いていく予定ですので、気になる方はチェックしてみてくださいね!