コラム
【展示会ブースの見せ方】人が集まる展示会ブースにするには
「とにかくかっこよく、目立たせたい!」「あの商品もこの商品も展示したい!」
初めて展示会に出展するいう方の中には、ブースの見栄えを気にしたり、
たくさんの商品を展示したいと考える方がいらっしゃいます。
しかし、見栄えが良い・商品が多いという理由で、来場者はブースに集まりません。
”人が集まる展示会ブースはどんなブースとは”
”どうすれば展示会ブースに人が集まるのか”
この記事ではこの2つについて、解説していきたいと思います!
目次
■ どのようなブースに人は集まるのか
人が集まる展示会ブースとはどのようなブースなのかについて、解説します。
・来場者が「見るブース」と判断する基準
来場者は「見栄え」でも「商品の多さ」でもなく、
「自身にとってメリットがあるか」を基準にしています。
最近の来場者はなんとなく情報収集をしに来たという人が多いため、
会場を3~4時間くらい、長くても半日くらいかけて見て回るって人がほとんど。
そんな限りがある時間の中で、自身にとって有益な情報を獲得したいと思っているのです。
・人が集まるブースにするため必要なこと
「このブースは自身にとってメリットがある!」と思ってもらえれば、
見るブースとして選ばれます。
つまり、多くの来場者にそう思ってもらうことができれば、
人が集まる展示会ブースになるということです。
そのため必要なことは、来場者の立場になってブースを作ること。
常に「来場者がどのように捉えるか」を客観的に考えることが必要です。
■人が集まる展示会ブースの見せ方のポイント
人を集める展示会ブース=来場者へのメッセージがきちんと伝わるブースにするために、
見せ方のポイントを、弊社の事例写真とともに細かく解説していきます!
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キャッチコピー
商品の特徴や強み、来場者にとってのメリットを言葉で表現するキャッチコピーは、
人が集まる展示会ブースの軸と言っても過言ではありません。
ポイントは、瞬時に理解できるわかりやすいことです。
来場者が1つのブースに気づいてから見るか否かを決めるまでの時間は、3秒ほど。
たった3秒だけでは、多すぎる情報、難しいや曖昧な言葉は理解できません。
伝えたいことは多くても3つ程度に厳選し、シンプルな言葉・文章で表現しましょう。【おすすめ記事】展示会ブースのキャッチコピーを徹底解説!
http://e-tenjikai.jp/column/column/3540/
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壁面パネルの装飾
ブースを構成するものの中で面積が広く、注目を集めやすい壁面パネル。
壁全面を装飾することで、目に止まりやすくなります。
どんなに素晴らしいブースでも気づいてもらわねば意味がありませんので、
壁全面を装飾するようにしましょう。
人が集まる展示会ブースの軸となるキャッチコピーはもちろん、
商品をイメージできる写真やイラストを大きく掲載することもおすすめです。
さらに目に止まりやすく、より来場者にメッセージが伝わるブースになります。
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商品+展示台
見せたいものや新商品などにこだわらず、ブースに気がついた来場者の立場になって、
どんな商品に興味を持つかを考え、展示する商品を選びましょう。
商品が多すぎると、商品がブースの一部のように見えてしまう可能性があります。
何を取り扱っているかしっかり伝わるよう、展示する商品は1~3つ程度に厳選しましょう。
また、商品を展示する台は、気軽に見て手を伸ばせる通路側に配置すると良いです。
来場者は警戒されることなくブースに立ち寄れますし、ブースの前に人が集まっていると、
さらにブースに注目が集まりやすくなり、結果的に人が集まる展示会ブースになります。
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商品説明パネル
キャッチコピーに盛り込めなかった商品の強み・特徴などを3~4つほど選び、
簡潔にまとめる程度で十分です。
情報量が多いと読むのに時間がかかるため、読まずにスルーされてしまいます。
さっと見て理解できる程度にとどめた方が、きちんと伝わる商品パネルになりますよ。
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商談スペース
1~2小間ブースの場合、商談席を置くだけでもかなりスペースを取るため、
小間数の少ないブースほど、商談スペースの確保の仕方はよく考える必要があります。
展示会の種類、来場者の来場目的、展示会出展の目的・ターゲットなどから、
どのように商談スペースを確保するかを考えましょう。
適切な商談スペースを確保することで、商談スペースも来場者で賑わいます。-
展示会出展の目的が、新たなリード顧客(見込みの高い)の場合
商談席でしっかりと商談をした方が、相手の印象にも残り、目的達成に繋がります。
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幅広い商品を集めた展示会に出展する場合
情報収集・業界傾向見に来たという来場者が多いため、
商談席よりも、カウンターの方が気軽に商談応じてくれるでしょう。
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配布物
配布物は、高価なものやたくさん配ることが良いというわけではありません。
本当に配る必要があるのかを、しっかり見極める必要があります。-
チラシ
チラシは他の配布物に比べて、興味のある人が受け取ります。
そのため、ターゲットが見込みの高い来場者である場合は、特に力をいれるべきです。
情報は厳選し簡潔にまとめ、短い時間で内容が伝わるものにしましょう。
他にもブースと同じキャッチコピーを使用する、ブースとの色味を統一する、
ブースの写真を掲載するなどの工夫で記憶に残りやすく、商談・アポに繋がりやすいものになります。 -
ノベルティー
ノベルティーは、名刺交換やアンケートの回答が必要であっても、受け取る人が多いです。
しかし、商品に興味のない場合でも受け取るという人も多いため、記憶には残りにくいです。
費用もかかりますし、本当に必要かどうかをしっかり見極める必要があります。
気づかれにくいブース位置、商品をわかりやすく表現することが難しい場合は、
ブースに気づいてもらうきっかけとして、ノベルティーを配布すると良いでしょう。
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+αで意識したいもの
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カラーの統一
展示会ブースだけでなく、ユニフォームや配布物にもカラーに統一感があると、
注目を集めやすいですし、ブランディングにも繋がります。
会社イメージ、ブランドイメージに合ったカラーがよく使われますが、
展示会によっては同じような色が多く使用されていることも。
(例)医療系の展示会 … 白×青の色合いが多い
その場合は、他のブースとあえて違う色にして差別化させるのも1つの手です。
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全体照明
暗いブースよりも明るいブースの方が、目が止まりやすいです。
しかし、会場の天井照明は案外暗いと感じることもよくあります。
天井照明だけに頼らず、照明でブース全体を明るくするようにしましょう。
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当日のスタッフ
「関係ないのでは?」と思うかもしれませんが、
スタッフもまた、人を集める展示会ブースを構成するものの1つです。
あまりにも多すぎる人員、来場者のことを待ち構えている、過剰な勧誘などの行動は、
来場者は警戒心を抱いてしまい、せっかく興味を持ってもらえても逃げられてしまいます。
何かしら作業しているふりをして来場者を待つ、
キャッチコピーや商品について一言添えてチラシをお渡しするなど、
来場者は立ち寄りやすい雰囲気づくりを心がけましょう。
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■最後に
今回お話しした「人を集めるブース」は、ただ単に人を集めるだけではありません。
商品に興味を持って展示会ブースに集まった人たちが集まるため、
案件につながるリード顧客を獲得するといった意味でも非常に効果的です。
凄い展示会では、お客様との入念な打ち合わせ・ヒアリングと、
数々のブースを手がけてきた経験を元に、ブースをご提案させていただいております。
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