実りのある展示会とは?目に見えない成果も大事にしよう

展示会出展の成果にこだわって計画をする

展示会出展の成果にこだわって計画をする
展示会ブースの設営で、毎日準備に追われて大変な時は、
「こんなことをしても意味がないのでは?」、
「忙しく準備をしているけど、その分しっかり効果は出るのかな?」と不安に感じるのではないでしょうか。
今回は、展示会を開催することで得られる成果について一緒に考えてみましょう。
 

成果主義はもう終わり!結果だけでなく過程も大事に

展示会ブースの設営後、重要となるのが見込み客との出会いです。
展示会の出展の最大目的は、質の高い見込み客をなるべく多く引きつけて、契約を成立させることといえるでしょう。
しかしそれは最終的な目標であり、実際には展示会出展で得られる成果の中には、
目には見えないものも含めて数多く存在しています。
それでは、実際に具体例を見ていきましょう。
 

伝えたいターゲットが明確になる

自社の製品・サービスは、どんな人をターゲットとしているのでしょうか。
展示会の来場者を実際に見ると、想定していたターゲットと年代や性別が離れていたことはないでしょうか。
男性向けに作った商品が、女性客が興味を持つことが多かったとしたら、
展示会終了後は女性向けの新商品を開発するようになるのかもしれません。
 

価値や強みが明確になる

展示会というイベントに参加するということは、短い時間で他社との違いや強み、自社の価値観などを
示せるようにならなければなりません。長い準備期間でこれらの内容を練り上げたとすれば、
展示会後にも営業力がつき、実際の契約に繋がりやすくなることでしょう。
 

コミュニケーション能力が鍛えられる

来場者の相手をする機会が多ければ多いほど、コミュニケーション能力が鍛えられます。
間の取り方や話すスピードはもちろん、どこで製品やサービスをプッシュするのかといったような
実践でしか身につけられないようなことを、数多く経験することができます。
企業によっては新人研修の一環として新人を展示会へ派遣することもありますが、
その場合は必ずフォローする先輩社員を同行させるようにしましょう。

提携会社や協力会社を見つけやすい

展示会の会場では、同業他社を近隣ブースに配置することが多く、
新商品の開発や仕入れ先の候補を見つけやすくなります。
また、自社ブースへの来場者も同業他社が偵察に来ていることがあるので、
その時には積極的に声をかけて情報を収集するようにしましょう。
惜しまずこちらの情報も公開することで、将来的に協力会社となる可能性もあります。

メディア取材のきっかけになる

どのような展示会でも、テレビ・新聞・雑誌などのメディアは必ずと言っていいほど取材に来ています。
その時に取材を受けたとしたら、専門的なメディアであれば同業他社から注目されやすくなりますし、
専門外のメディアであっても、一般人を中心とした新たな見込み顧客を増やすことができます。
メディア取材を意識するのであれば、だれが見ても一瞬で内容が伝わるように展示会ブースを工夫する必要があるでしょう。
 

まとめ

展示会ブースの出展は、手間暇がかかる割に成約数が少ないとがっかりすることもあるかもしれません。
しかし、将来に繋がるたくさんの目には見えない成果を大事にすることで、
幅広い層へのアピールに繋がり、将来へ向かって様々な良い効果が期待できるのです。
もし成約数が少なくても、その理由を考察して次回の出展へ活かすことでさらにレベルアップすることができるでしょう。
展示会の成功を考えるのは正しいですが、成功=制約数が多いとだけ考えずに、
幅広い視点を持って積極的に展示会ブースを出展していくようにしましょう。
弊社では、満足いく展示会を開催するための数多くの秘訣を準備しています。
もし自社だけで展示会ブースの開催が難しい場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
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