展示会レポート『InterBEE 2018』②

凄い展示会目線から見た『Inter BEE2018』は?

 
InterBEEの看板
 
こんにちは!凄い展示会セクションの浅野です。
今回レポートする展示会は、11/14(水)〜11/16(金)、幕張メッセで行われた「InterBEE2018」です。
数々の展示会ブースを手がけてきた株式会社ゼンシン凄い展示会」の目線でレポートしていきます。展示会選びでお困りの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
 
それでは、どうぞ!
 
 


 

【目次】

 
後編では、実際に展示会に足を運んで、感じたこと・得た情報をまとめています。
 
4. 会期レポート(会場の雰囲気、ブースの傾向)
5. 出展された方にインタビュー
6. 考察(こんな方の出展がオススメ、ブース装飾のポイント)
 
↑ 見たい項目をクリックすると、そこまで飛べます
 
 
Inter BEEの概要や、来場者・出展者について詳しく知りたい方は、前編をごらんください。
【 InterBEE ① 】
 
 


 

3. 会期レポート

 

<会場の様子>

会場は混雑しているとまではいきませんでしたが、他に足を運んだ展示会と比べて、それなりの賑わいを見せていたのではないかと思います。来場者は男女比7:3、スーツと私服の比率も7:3といった感じ。20〜50代の方がまんべんなく来場されている印象でした。
 
 
会場に入ってすぐに「他の展示会と違う」と感じたことがあります。それは会場の明るさです。映像・照明などの商品を展示するエリアが、とても暗かったのです。
 
InterBEEの会場の様子(明るい)

<明るい会場>

 
InterBEEの会場の様子(暗い)

<暗い会場>

 
上記の写真を見て、おわかりになるかと思いますが、暗い方は天井照明が点いていません
気になったので照明について調べてみると、②映像表現と、③映像制作・放送関連機器の部門では、照明が全消灯されていたようです。(③は全灯・全消灯どちらかを選択できるそう)
より商品を目立たせるために、意図的に暗くしていたんですね。
出展社の方も、そのような思いがあったのか黒を基調としたブースが非常に多く見受けられました。それにより「いつもよりかなり暗い」と、感じたのかもしれません。
 
 
 
新しい商品のお披露目
 
雰囲気は他の展示会に比べユーモアな演出が多く、出展社と来場者の会話の様子が、明るく賑やかな印象を受けました。企業同士の商談会(BtoB)というよりかは、新商品のお披露目ショー(BtoC)の印象が強いのかもしれません。
 
 

<ブースの傾向>

展示する商品が最先端のものであったり、それ自体が目立つものということもあり、ブースの装飾は「シンプル」「スタイリッシュ」という言葉が合うブースが多かったです。「とにかく商品を目立たせたい!」という感じですね。
また、演劇風のセミナーを行っていたり、忍者のパフォーマンスが行われていたり・・・他の展示会に比べて「見たことない」と思うような演出が多かったです。実際に商品を体験できる・見ることができるブースも、非常に人気がありました。
 
 
ワクワクする女性
 
Inter BEEの来場者の方は、演出の派手さ・斬新さ、目新しいものなどに強く興味を示しているように感じました。業界的にも、特に最新のものにひかれる傾向にあるのかもしれません。
 


5. 出展された方にインタビュー

 
今回の「Inter BEE」で、ゼンシンが携わったお客様は「どのような目的で出展されていたのか?」実際に聞いてみました!
 

<株式会社U 様>

「取り扱う製品・サービス」

…  様々な業界・業種における、あらゆるデータを保存するハードウェアやソフトウェア、システムの開発・製造・販売です。

「出展理由・目的」

「理由」 …  映像業界では、データ量が飛躍的に増加しており、それに伴ったテープストレージを用いたアーカイブの需要は高まっています。よって、『当社の製品にマッチする』場だと考え、出展しています。主な出展目的は、『新製品の発表・新規顧客の開拓』です。

「展示会ターゲット」

…  映像・放送業界全般の方です。実際に、『アーカイブに興味を持っている映像・放送業界の方』が、展示会ブースに多くいらっしゃっていました。
 

 
 


 

6. 考察

 

<Inter BEEはこんな人の出展がオススメ>

 
スーツ女性が指をさす様子
 
◇ Inter BEEの特徴は、下記の通りです。
①「国内の来場者が大半」を占めていること
②「放送機器」の展示会の中では、「国内最大規模」の展示会であること
ホームページのつくりや、会場の雰囲気を実際に見た感じ、「かなり力が入っている展示会」なのではないか?と思いました。InterBEEは国内の放送業界では、かなり注目度の高い展示会と言えるのかもしれません。
 

国内の人ターゲットとしている or 知ってほしい!という方にオススメ

 
 
 
◇ 来場者の特徴を簡潔にまとめると・・・
①『最新情報入手』『業界の動向把握』を目的としている人が多い
②  『新しいものに強く興味』を示している
③『なんとなく情報収集』というスタンス
よって、新しいもの・面白いものを探しに来たという来場者が多かったのではないか、と思いました。
 

最新の製品・技術を見せつけたい!という方にオススメ

 
 
 

<Inter BEEのブース装飾ポイント>

Inter BEEでは派手なパフォーマンスや、商品より目立たせる演出を多く見受けられました。しかし、予算や商品によっては「派手な演出はできない・・・」そんな方もいらっしゃるかと思います。そんな方は、下記のポイントだけでも抑えるようにしましょう!
 
 「光」をうまく活用しよう!
光の演出
 
今まで見てきたどの展示会においても、光るパネルや照らされた商品に目がいく来場者は、非常に多かったです。Inter BEEは、展示される商品の影響もあって、全体的に暗い会場となっています。「目立ちにくくなってしまうのではないか・・・」と、思うかもしれません。しかし「光」をうまくブースに取り入れられれば、より一層注目されるブースにすることも可能なのではいかと思います。
 
 
 一番目立たせるべきものは何なのか考えよう!
 
Inter BEEの来場者は、なんとなく情報収集している方が多いため、1つ1つのブースをしっかり見ているというわけではありません。ですので、パッと見て「興味がない」「関係ない」と思われたブースはスルーされてしまいます。パッと見た時、商品をアピールしたい人に「おっ」と思わせるそういった工夫が必要になってきます。
 
気がつく人
 
見て欲しいアピールポイントに「光」を取り入れる。それだけでも、展示会の効果が違ってくると思います。商品でなくとも、「会社」や「ブランド」の名前が有名であるというなら、光るロゴなんかを、目に止まる場所に設置するのも良いかもしれません。
 
 


 
以上、「Inter BEE」の展示会レポートでした。次回の展示会レポートもどうぞお楽しみに!
 

▽ お客様の声『展示会成功物語』 ▽

 


展示会のプロフェッショナル
ゼンシンにお任せ!