【展示会ブースレイアウト】考えるべき大切なこと・ポイント

 

展示会ブースのレイアウトはかなり重要です。

場合によっては来場者が立ち寄り辛いブース、下手をすれば気づいてもらえない…そんな展示会ブースになってしまう可能性も、大いにあります。

「人が集まらないせっかく気合いを入れて、お金もかけて作ったのに
そうなってしまっては身も蓋もありませんよね。

 

そこでこの記事では、展示会出展で成功させたいという方に向けて、
展示会ブースレイアウトで考えるべきこととポイントを徹底的に解説していきます!

[目次]

  • 展示会ブースレイアウトの役割とは何か
  • 展示会ブースレイアウトで考えるべきこと、ポイント
    ・展示会来場者についての情報を集める
    ・ターゲットを具体的に設定する
    ・小間状況を把握する
    ・興味ポイントと足止めポイントを決める
    ・ターゲットの動線を計画する

 

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展示会ブースレイアウトの役割とは何か


警戒モードの来場者「気になるブースだけ厳選して見たい」

展示会の来場者は会場にある全ての展示会ブースを見ている訳ではありません。
見る必要のあるものを見極めて選別し、限りある時間で情報を集めています。

それゆえに、来場者は警戒心が強い状態です。

展示会来場者のブースでの動き。ブースに気づく→興味あり→もっと知りたい

そんな来場者が警戒することなく、展示会ブースに気づく・興味を持つ・立ち止まるまでの流れを
”自然に誘導する”ことが、レイアウトの役割です。

 

より多くの来場者を集めるかは、レイアウトにかかっています。
だからこそ、展示会ブースにおいてレイアウト重要なのです。

 

展示会ブースレイアウトで考えるべきこと、ポイント


 

「積極的に展示会ブースの中に入ってきて欲しい」「見栄えをかっこよく見せたい」
といった自分たちの基準や都合でついつい考えがちですが、それではいけません。

実際に展示会に来場し、展示会ブースを見るか判断するのは、他でもない”来場者”だからです。

 

来場者の立場になってどのように動くかを予測して、それを基本として展示会ブースにどのように誘導するかを考えましょう。

 

・展示会来場者について情報を集める

 

まず初めに、そもそも展示会にどのような人が来場するのかを把握しておきましょう。

 

情報収集の気軽な方法は、各展示会のサイトです。

最低でも来場者対象の業種、場合によっては過去の来場者アンケートを公開していており、かなりの情報をゲットできることもあります。

 

他にも出展する際の資料、主催社に問い合わせるのも一つの手です。

 

ターゲットの具体的に設定する

展示会来場者の情報をもとに、ターゲットの業種、職種、来場目的、できれば性別、年齢層などを設定しましょう。

ターゲットの立場になることは、ターゲットになりきることとほぼ同じです。
しかし、ターゲットのイメージが曖昧なものだとなりきることは難しいです。

 

ターゲットを具体的に設定することでイメージでき、ターゲットになりきりやすくなります。

 

ワンポイントアドバイス

 

来場目的は、展示会の特徴によってある程度判断できます。

幅広い製品・サービスが集まる展示会 → なんとなく情報収集・業界調査という人が多い
ある特定のジャンル、コアなものに特化した展示会 → 関連の課題を持っていること人が多い

 

小間状況を把握する

 

会場全体に対して、獲得した小間の状況はどうか把握しておきましょう。

そうすることで、展示会ブースの前を来場者がどのくらい通るのか、どのように動くのかを予測することができます。

小間状況を把握するためのポイント解説図

小間位置: 会場の外側、外周りは人通りが多くなりやすいです。
通路: 狭い通路よりも広い通路の方が、人通りが多くなります。
壁面の数: 壁面パネルが少ないほど人の視線がブースに入りやすくなるため、
目に止まりやすいです。
会場の出入口: 展示会に来たばかりの来場者が多く通りますので、
ブースを見てもらいやすい傾向にあります。
周辺の出展社:  近くに有名・人気な出展社がいる場合、人が集まる可能性が高いです。

 

ワンポイントアドバイス

展示会会場に足を運び、来場者の実際の動きを見たり、来場者としてまわって来場者目線を体感してみましょう。
展示会に行ったことがない、来場経験がないという方は特におすすめです。

ほとんどの展示会はWEBで登録をし、名刺を持っていけば無料で来場できますよ。

 

・興味ポイントと足止めポイントを決める

来場者が展示会ブースに興味をもつポイントと、立ち止まるポイントを決めていきましょう。

興味ポイント… 「何だろう」「きになる」「関係あるかも」とターゲットに思わせるもの。
足止めポイント…  「見てみたい」「知りたい」「体験してみたい」などの、興味後に出てくる欲求
を満たすもの。

 

展示会来場者が響きそう・興味を持つ要素は商品の特徴、強み、目立つポイントは何か
どのような展示方法が最適なのか、をしっかり考えることが大切です。

 

*商品が目立ちにくい、パッと見てわかりにくい場合

例)一度結んだらほどけない靴紐、髪がサラサラになるドライヤーなど
興味ポイント:キャッチコピーと写真→商品を瞬時にイメージさせることで「きになる」と思わせる
足止めポイント:実際の商品→「見てみたい」「体験してみたい」の欲求を満たす

*目に見える商品がない、持ってくることができない場合

例)LINEでできる採用管理システム、24時間宅配サービスなど
興味ポイント:キャッチコピーと写真→商品を瞬時にイメージさせることで「関係あるかも」と思わせる
足止めポイント:ポップ(看板)、モニターなど→「もっと知りたい」の欲求を商品詳細で満たす

*商品そのものにインパクトがある、目に見えてわかりやすい場合

例)人と話ができる人形型ロボットなど
興味ポイント:実際の商品→商品そのもので「何だろう」「きになる」と思わせる
足止めポイント:ポップ(看板)モニターなど→「もっと知りたい」の欲求を商品詳細で満たす

・ターゲットの動線を意識して展示会ブースをレイアウトしていく

 

予測した来場者の動き、興味ポイントと足止めポイントを、展示会ブースに落とし込み、レイアウトを完成させていきます。

ターゲットの立場になりきり、ストーリーを考えながら配置するとやりやすいです。

 

*気づく

 

*気になる

 

*見てみたい

 

実際に落とし込んだものがこちら

↓ ↓ ↓

 

 

ワンポイントアドバイス

ここでは特に、来場者の視線を意識してみましょう。

視線をうまく利用することで、来場者を展示会ブースに誘導しやすくなります。

・ブースに気づく前は斜め上に視線が集まりやすい → ブース上部に興味ポイントを配置する
・気づいた後は、視線が降りてくる → ブース中部に足止めポイントを配置する
・中小間ブースは側面の壁が最初に目に止まりやすい → 壁の側面に興味ポイントを配置する

 

最後にまとめ


 

展示会ブースのレイアウトの役割と考え方についてお話させていただきました。

来場者の立場で考えることが非常に大切ということがお分かりいただけたのではないでしょうか?

 

来場者の立場で考えることはレイアウトだけでなく、展示会ブースを考える上の基本中の基本です。

「凄い展示会」では、お客様とともに来場者目線を意識した展示会ブースづくりを心がけています。

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