展示会の選び方-1 効果を存分に発揮する展示会はどう選ぶ?【展マス第18回】

こんにちは!凄い展示会セクションの浅野です。

展示会選びはとても重要です。
出展する展示会を間違ってしまうと目的達成はおろか、時間と経費を無駄にしてしまった!なんてこともあります。
しかし、展示会選びに失敗してしまう方は思っている以上にいらっしゃるのです。

そこで今回は、適切な展示会の選び方のポイントを皆様に伝授したいと思います。

それでは展マス、スタートです!


 

【展示会を選ぶ基準】

当たり前の話ではありますが、自身が掲げた出展目的を達成するためには、
達成できる確率の高い展示会を選ぶ必要があります。

展示会候補が複数あるならば、より達成できそうな展示会を選ぶべきなのは言うまでもありません。
では、何を基準にそのような展示会を選べば良いのでしょうか。

答えは簡単、基準にすべきは「展示会のターゲット」です。

情報を発信する人と、それに反応する人たち
展示会は情報発信の場、情報を発信する相手がいなければ、展示会に出展しても意味がありません。
【第1回】展示会のWhatより)

よって、自社の商品・サービスについて情報発信したい相手(=展示会のターゲット)が、
多く来場する展示会を選べば良いのです。

まだ展示会ターゲットを明確にしていない!という方は、
【第10回】初心者編(3)自己分析の方法からターゲットを明確にする作業から始めましょう。


 

【展示会選びで見るべきポイント】

「どの程の展示会ターゲットが来場しているか」の判断は、まず展示会の公式サイトを見るのが良いでしょう。
その中の情報で特に見ていただきたいのは下記の3つです。

<トップページ・開催概要>

こちらで注目すべきは展示会についての説明、テーマやキャッチコピーです。

パソコン、携帯でサイトを見る人

公式サイトで一番最初に目に付くところであり、来場者が展示会に興味を持つか否かを判断します。

もし、あなたがこれらと自社の商品が「合っていない・ずれている」と感じるようであれば、来場者もまた同じことを思うでしょう。
そのような展示会ブースは来場者に興味を持ってもらえず、スルーされてしまう可能性が非常に高いです。
逆に「合っている」と思うものであれば、来場者に興味を持ってもらえる可能性が高くなります。

もう一つ、展示会の種類にも注目しましょう。

展示会の種類の図

展示会と一概に言っていても、展示会の主催目的によって種類が異なります。(【第5回】展示会の種類
そして主催目的は、来場者の目的と大いに関係があるのです。

BtoB(商談会)であれば、ほとんどの来場者の目的は「情報収集」、それゆえに購入決定権のない人も多くいらっしゃいます。
にも関わらず、出展目的が「その場での注文を獲得」だった場合、目的達成の可能性が低くなってしまうのです。

来場者の目的と、出展目的がマッチする展示会を選択することで、目的達成率はぐんと高くなるはずです。

<出展社に対する案内ページ>

ここでは、来場者の情報をよく見ましょう。

情報発信する人、しかしその先には誰もいない
掲載されている来場者と展示会ターゲットが一致していなければ、
興味を持ってくれる来場者は存在しない=効果の出ない展示会と言えます。
必ずチェックするようにしましょう。

最低でも来場者の対象、情報豊富であれば過去来場者の業種・職種、購入決定権の有無が、
出展者のための情報として掲載されています。
中には来場者のアンケート情報をまとめ、PDFなどで公開しているところもあります。

<同時開催の展示会>

同時開催とは、テーマが少し異なる複数の展示会が同時期に開催されることです。
同時開催か否かの違いは『来場者の幅広さ』の違いです。

同時開催である場合、1つの入館証で自由に行き来できることを表した図
同時開催の展示会は、1つの入場証で全て回ることができます。
来場者は興味を持った展示会以外も自由に見ることができるため、
結果的に幅広い来場者と巡り会える可能性が高いのです。

1つの展示会で複数のターゲットにアピールできたり、思わぬターゲットが見つかるため、
出展目的や展示会のターゲットによっては、同時開催のある展示会に出展する方が効果をより得られるでしょう。


 

【ここまでのまとめ】

展示会選びは、目的達成に必要不可欠な展示会ターゲットを基準に考えましょう。
展示会ターゲットの情報は、公式サイトから収集しよう!

展示会の選び方-2へ続きます。

展示会の選び方-2 よくある失敗、失敗しないためには?【展マス第19回】

展示会マスターへの道はまだまだ続く・・・

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